この記事では、左脳の働きと機能について説明しています。
左脳は、計算や理論を担当し、言語的な思考を司っています。これは論理的思考という言い方もできます。
それに対して、右脳は感覚や感性を司り、イメージや直感などと関係しています。
多くの人が左脳を日常的に使っており、読み書きや会話といった言葉を使う行動も左脳の働きによって行われています。
左脳は物事を分析し理解することを得意としており、コンピュータのCPUに例えられることもあります。
ただし、左脳は分析能力が高い反面、記憶能力については、右脳と比べると劣っているのです。
例えば、つらつらと理屈を並べられても、右から左に抜けていくということがあります。
これは理屈を理解している左脳が記憶を苦手としているためともいえます。聞いたそばから、すぐに忘れてしまうのですね。
また、左脳は一時記憶だけでなく、記憶を長期間保存しておくこと、長期記憶も苦手です。
左脳の長期記憶の例として分かりやすいのは、勉強の一夜漬けでしょう。
一夜漬けは短い時間でもテスト対策をある程度できてしまえる方法ですが、これも主に左脳を使っています。
一夜漬けで覚えたことは同じく一晩経てば忘れるとも言われますが、それは左脳が長期記憶を苦手としているためなのです。
逆に知識として長期間記憶に定着させたいなら、なるべく右脳を使った勉強方法をとる必要があります。
左脳と右脳はそれぞれ働きや機能、役割が違います。
そのため目的に合わせて、この2種類の脳を上手く使い分ける必要があるのです。
まずは、左脳と右脳の働きと機能、特徴を知って、自分が取り組んでいる勉強や仕事に関わるのは、左脳と右脳のどちらなのかを見極めることから始めてみましょう。
当サイトでは、右脳の働きと機能についても解説しているので、こちらの記事と合わせて読んでみてください。
最初から、右脳と左脳の使い分けをするのは難しいです。やはり、訓練が必要になります。
まずは、右脳と左脳の違いなどを理解することから始めてみましょう。
以上、左脳の働きと機能、役割について解説してみました。自身の能力開発の参考にしてみてくださいね。