このページでは、弁理士試験の難易度と合格率について説明しています。
弁理士試験を突破すると、知的財産に関する専門家として認められ、特許出願の代理などの業務が行えるようになります。
では、弁理士試験の難易度と合格率はどのくらいなのか、情報をまとめたので、弁理士試験受験の参考にしてみてください。
まず、弁理士試験の難易度ですが、合格率は10%を下回り、国家試験のなかでも難関レベルといっても過言ではありません。
最近の傾向として、弁理士試験の合格基準の見直しが行われたことにより、数年前から難易度が高くなったという話があります。
弁理士試験の受験者数は減少傾向にあります。
次に弁理士試験の合格率ですが、平成29年度の合格率は、6.5%になります。
受験者数は3,912人に対して、合格者数は255人でした。
平成29年度の弁理士試験の合格率を見てわかるように、弁理士試験は難関国家資格であると言えるでしょう。
弁理士試験の合格率が低くなった原因として、短答式試験の内容や問題傾向が大きく変わったという見解があります。
弁理士試験という狭き門を突破するためには、短答式試験、論文式試験、口述式試験のそれぞれの対策と入念な準備をした上で勉強を進める必要があるでしょう。
しかし、難易度が高く、弁理士の合格者が少ないということは、合格後に弁理士として働くライバルの数が少ないとも言えるのではないでしょうか。
試験の難易度が易化傾向にあり、合格者数が増加している資格試験では、業界全体が飽和してしまう傾向があります。
弁理士試験の難化傾向をチャンスと捉え、チャレンジするのも選択のひとつです。
以上、弁理士の難易度と合格率についてでした。