このページでは、歴史検定(歴史能力検定)の対策におすすめの記憶術を紹介しています。
以前、歴史検定の勉強法として、過去問を繰り返し解くという方法を紹介しました。
過去問を繰り返すことで、論点や暗記事項が記憶に定着しやすくなります。
しかし、歴史検定合格レベルに達するには、過去問を繰り返し解くこと以外にも、暗記作業が必要となります。
歴史検定は暗記科目の試験ですが、暗記が苦手、覚えてもすぐに忘れてしまうという人は珍しくありません。
せっかく覚えても、試験日までに忘れてしまったら、歴史検定合格も遠のきます。
がんばって勉強しても、努力が水の泡になってしまうのですね。
そこで、おすすめなのが記憶術です。
記憶術とは、大量の暗記事項を覚えるための方法や技術のことです。
生まれつきの才能や特殊能力ではなく、方法を学び実践することで、誰でも記憶術を身に付けることができます。
記憶術を習得して、暗記が得意になれば、学習効率も上がりますし、歴史検定合格も視野に入ってきます。
記憶術にはいろいろな種類がありますが、歴史検定対策におすすめの記憶術は2つあります。
1つ目の記憶術は、歴史の記憶術です。
歴史の記憶術とは、日本史や世界史の暗記のために開発された記憶術です。
歴史検定や大学受験の歴史科目の暗記対策に適しています。
通常、記憶術は利用目的を定めていないことが多いです。
単に何かを暗記するための方法として教材化されます。
歴史の記憶術のように、科目に特化した記憶術となると、あまり例がありません。
歴史の記憶術はニッチな教材ですが、歴史検定対策には最適の記憶術と言えます。
2つ目の記憶術は、ユダヤ式記憶術です。
ユダヤ式記憶術とは、試験対策のために考案された記憶術です。
暗記だけでなく、答案作成まで視野に入れて開発されているのが特徴です。
記憶術のなかには、円周率のようなものをひたすら暗記するための記憶術も存在しています。
そのような単純暗記を目的とした記憶術は、試験対策には向いていません。
ユダヤ式記憶術では、暗記事項を覚えて、試験本番で答案が書けるよう設計されているので、歴史検定を含め、あらゆる試験に使うことができる技術です。
ユダヤ式記憶術は、歴史検定だけでなく、大学受験や他の資格試験を将来的に受験する予定のある人におすすめです。
記憶術は一度、身に付けてしまえば、将来的にも使える技術です。
暗記が苦手な人は、記憶術を習得して暗記を得意にするのも一つの手だと思います。
歴史検定対策として、歴史の記憶術やユダヤ式記憶術の利用を検討してみてくださいね。
※ 歴史検定は歴史能力検定が正式名称です。本文中では簡略化のため、歴史検定と表記しています。